■僕がグリーン車に乗る理由
新幹線を利用するとき、
お金が余っているわけではないのですが、
僕はグリーン車に乗ります。
仙台から東京ですと、往復で六千円ほど高い。
グリーン車の座席数比率は5%で、
昭和の頃から変わっていないそうです。
新幹線の座席が100席あれば、
5席がグリーン車ということですね。
好況時でも不況時でも5%。
要するにグリーン車を利用する人は、
どんな時代でも比率的に変わらない。
では、グリーン車を利用する人は、
なぜ、グリーン車を利用するのかを考えてみたいのですが、
その前に、グリーン車を利用しない理由から見てみましょう。
「お金がないから」
「お金がもったいないから」
「お金はあっても、贅沢は敵だから」
「多少窮屈な想いをしても、そのお金を別なことに使いたいから」
「会社規則によって、グリーン車は禁止だから」
概ね、こんなところだと想います。
次に乗る人の理由です。
「座席にゆとりがあって贅沢感を味わえるから」
「じっくりと読書や仕事に集中できるから」
「出張先でのプレゼンテーションを体調万全で臨みたいから」
「セルフイメージを上げたいから」
「心に余裕を持ちたいから」
概ね、こんなところだと想います。
では、このことから何が分かりますか?
どうやら、お金があるからという理由だけで
グリーン車を利用するわけではないようです。
快適な車内で過ごすことで、
自らのパフォーマンスを上げて、
自分や人に対して、
何らかの成果を得ようとしている人も多いと想います。
白黒をつける問題ではないのですが、
僕は、グリーン車に「目的を持って乗るタイプの人」の方が、
生涯を通じた稼ぎも多くなるし、
人間関係も豊かになるのだと考えています。
出張に絡めて言うなら、ホテル代です。
出張時、例えば宿泊補助として
会社から七千円が支給されるとします。
A君は、四千五百円のホテルを探し、
浮いた差額である二千五百円で
ささやかな晩酌を楽しんだとしましょう。
B君は、律儀に七千円のホテルを探し、
そのまま宿泊したとします。
しかし一方でC君は、
その七千円に一万三千円を上乗せして
一泊二万円かかるホテルに泊まりました。
彼の目的は、二万円のサービスに触れることです。
自分の経験値を上げることです。
その時点で得をしたように見えるA君ですが、
中長期的に見たとき、
本当に得をしたと言えるのでしょうか?

この三人の内で、
仕事ができるのは誰でしょう?
また、生涯で稼ぐ金額が一番高くなるのは誰でしょう?
さらに、生涯続く多くの友人を得るのは誰でしょう?
僕は三人目のC君だと想っています。
マーケティングは、
ノウハウだけでは宝の持ち腐れです。
マインドもセットで学びましょう(^-^)
両想いコンセプトビジネス倶楽部で
待っています。通称RCBCです。
https://www.kanpai-kanpai.com/rcbc/
みんなが健やかに暮らせますように(^-^)
松尾公輝
Tweet