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コンセプトを創る11の質問
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藪から棒ですが、いずれにしても、
繁盛店には以下があります。
「コンセプト」
「イノベーション」
「人そのもの」
「マメなこと」
少々具体的に書けば、
1、常に自社の棚卸しを行い独自固有の「物語」を紡いでいる。
2、仕事を「志」に転換し社員・取引先・お客様の共感を得ている。
3、自分たちなりの「ブランド」を見つけ「得意客層」がある。
4、お客様との「会話の質」を上げ、「会話の量」を増やしている。
5、今日のお客様を大切にし「想い出づくり」に貢献している。
ということ。
そしてこれは、お客様との絆を創る仕掛けであり
仕組とも言えるでしょう。
でも、こうしたことを実践するには、実は、
コンセプトが必要になるということです。
試しに、以下の質問に、
コンセプトが無い状態で答えることが可能だと想いますか?
★どんな玄関であるべきでしょうか?
★どんな制服を着るべきでしょうか?
★どんな言葉遣いが適当でしょうか?
★どんな料理を提供するべきでしょうか?
★どんな演出が望ましいでしょうか?
★どんな装飾がブランドを訴えてくれるでしょうか?
★どんなものを客室に置いたらいいでしょうか?
★どんな仕掛けがお風呂に必要でしょうか?
★どんなものを売店で販売したらいいでしょうか?
★どんなお見送りがブランドを強調してくれるでしょうか?
★どんな言葉が立地環境風景を表すでしょうか?
★どんなネーミングが館内に施せるでしょうか?
上記は、すべて、コンセプトが無い状態では
答えに窮するものばかりです。
ということで、コンセプトを創る11の質問を致します(^^)。
(旅館向けに書いていますが、
どんな業態にもアレンジ可能です)
これを考え抜くことで、コンセプトメイクが成され、
お客様は自分に合った宿、
そのときの目的に沿った宿が、
「分からない」から選べない、ということは無くなります。
「コンセプトを創る11の質問」
まず、販促に必要な情報は、次のふたつで足ります。
【質問1】何でその会社や商品やサービスを知ったのか?
【質問2】選択肢の中からその会社を選んだ「決め手」は?
◆お客様が「 触れるメディア(口コミ含む)」を知り、
◆お客様の「 悩みや目的や希望 」を知り、
◆お客様に「 響く言葉で表現する 」ことで、
販売促進に効果が出るのです。
(★スタッフからも迷いがなくなります)
また、集客を来客に転換し、
それを仕組化して安定拡大させるには、
以下を掘り下げることになります。
(多くの会社はやっていません(^_^;))
【質問3】一番おつきあいしたいお客様は誰か?
【質問4】その人(会社)はどこにいるのか?
【質問5】その人(会社)を紹介してくれる人は誰か?
【質問6】お客様の悩みや叶えたい希望は何か?
【質問7】あなたの商品やサービスでどのように解決できるか?
【質問8】結局、お客様のメリットとは何か?
上記が詳らかになってくると、
どんなメディア、どんなツール、
どんなアクションが最適かなど、
「やり方」が浮き彫りになってきます。
しかし、実は、その前に、
絶対に押さえておかなければならない
重要なポイントがあると考えています。
それは「あり方」です。
【質問9】誰のために、事業(仕事)をしているのか?
【質問10】なぜ、その事業(仕事)をしているのか?
そしてそれに答えるためには、
最後の質問に答えなくてはなりません。
【質問11】今までの苦労やツライ体験から見て、
自分の事業に照らしたときのビジョンは何ですか?
以上が11の質問です。
願わくば、多く人から共感され、
応援されるようなビジョンを描きたいものです。
人々を操作するのではなく、
人々から共感されるビジョンです。
お客様との絆を創るビジョンです。
そうすれば、
思わず誰かに話したくなる会社になれます。
「他人と同じことを、よりうまくやろうとする競走」
=同質化競争から抜け出しましょう。
コンセプトがお客様を呼びます。
コンセプトが社員を奮起させます。
コンセプトが話題を作ります。
コンセプトが経営を牽引します。
コンセプトが夢を引き寄せます。
みんなが乗りたくなるコンセプト
一緒に作りませんか?
両想いコンセプトビジネス倶楽部
通称=RCBCです。
https://www.kanpai-kanpai.com/rcbc/

みんなが健やかに暮らせますように(^-^)
松尾公輝
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