0円から始める!ノーリスクReブランディングBOOK無料プレゼント

ブログBlog

ラブレター・マーケティング(仙台コンサルタント販促アドバイザー松尾公輝)

カテゴリー: 販促ツール

 

 

二宮尊徳さんが言っていました。

 

「春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず」

 

 

今日の食べ物だけを求めるのではなく、

もっと先々の種蒔きをしなさいという意味ですよね。

 

その好例が「情報誌の発行」だと想います。

 

この、情報誌の発行を継続するという活動は、集客と呼べるのでしょうか?

実は、少々ニュアンスが違います。

 

「集客」とは、今すぐ、その商品が欲しい人を呼び込むことであり、

それは、狩猟型営業と言います。

この項で僕が言いたい逆転思考は、「来客」です。

 

 

「来客」とは、その企業や商品や担当者を好きになったお客様が、

自らの意思で、買いたいタイミングに購入することを指します。

 

これは、農耕型営業と呼ばれるものであり、

日本のように成熟した社会において、

販売促進の心臓部を成す思想です。

 

 

僕は、狩猟型も必要ですが、

メインは農耕型にシフトした方がいいと主張したいのです。

 

以下、もう少し情報誌の話しにおつきあい願います。

 

 

情報誌と書きましたが、

他にもニュースレターなどと呼ばれるものを指しています。

 

いずれにしても、目的はひとつ。

 

 

「お客様との絆を深める」ことです。

 

少し補足すれば、まだお取引の無い方(見込み客)に、

はじめのご縁をいただくために、

自社や自分を知っていただく。

 

あるいは、一度でもご縁のあった方(既存客)をファンにし、

継続してお取引いただくために制作して配布、

またはDMする独自メディアを情報誌(ニュースレター)と言います。

 

 

販促主体のDMとは違い、

売り込み色はほとんどないもので、

もはや、ラブレターと言ってもいいかもしれません。

 

 

(僕の顧問先様であるこの建築会社のニュースレターは

すでに5年以上続いています)

 

14117948_780631062076210_306984129933085012_n

 

 

立ち止まって考えてみれば分かりますが、

売り込みのDMを毎月のようにもらうのと、

お客様視点の耳より情報を定期的にもらうのと、

どちらがいいでしょうか?

 

目的は売り込みではなく、絆づくりです。

 

結果として、あくまで結果として売上数字につながります。

 

絆とは、すなわち「信頼関係・親近感」ですから。

 

 

信頼関係、親近感は、

見込み客を顧客に、

既存客をファンに変える力をもっています。

 

 

そうした現象を引き起こす最有力ツールが情報誌ですが、

経験上、その目に見える効果を発揮するまでには、

半年から1年程度の時間がかかります。

 

ここにシンプルですが絶対的な落とし穴があります。

 

有益で楽しいネタつくりの壁と、

継続するための仕組みづくりの壁が立ちはだかるのです。

 

見込み客や既存客に有効だと確信に至るまでのハードルですね。

 

時間が無い、

ネタが無い、

効果が無い

 

というネガティブな要素に負けて、

 

実践しきれない会社が大多数です。

 

でも、だからこそやる価値があります。

 

品質や価格などスペック勝負をしている人達を尻目に、

やった人の商売だけが好転するのです。

 

 

情報誌を出すと、

 

・両想いのお客様が増えます。

・成約率が上がります。

・クチコミや紹介も増えます。

 

 

なぜなら「想起率」が各段にアップするからです。

 

想起率とは「そのときが来たら、真っ先に思い出していただける確率」のことです。

 

 

また、「両想い」というのがポイントです。

 

 

その会社やオーナーやスタッフのことを

「好きだ」と言ってくださるお客様が多いと、

 

商売は楽しいし、お店は繁盛しますよね?

情報誌にあるコンテンツが、それを可能にします。

 

 

では、どんな内容が好ましいのでしょうか?それは次のようなものです。

 

 

1、お客様の生活が豊かになるような話題

 

2、扱っている商品の豆知識やアドバイス

 

3、社長の日常や信条等を紹介するコラム

 

4、直近に購入されたお客様の新鮮なお声

 

5、会社の思想・志・テーマ・コンセプト

 

 

 

失礼にあたらない程度に、

タイトルやキャッチや文体が、

フレンドリーであることも大切です。

 

 

お客様と親しくなり、

商売をもっと楽しくしたいと願うのであれば、

情報誌発行を検討されたしと想います。

 

 

でも、くれぐれも、レターの発行が目的にならないようにご注意を。

 

レター発行は、手段です。

 

 

発行の目的は、絆づくりであり、

会社のビジョンに共感いただき、

お客様と一緒に、豊かな未来を創造することです。

 

 

人生はネタづくりであり、

その成果は「種まき次第」だと考えています。

 

販促も一緒です。

 

世の中は、ちょっとやってみてダメだと想う人が大半ですので、

誰もができることを、圧倒的な数と量でこなした人が勝ちます。

 

 

僕は、狩猟型の集客より、

農耕型の来客を重視しますが、

 

とは言え、

 

その企業のポジショニングや、

成長過程において、狩猟型と農耕型はハイブリットします。

 

 

今日もありがとうございます。

 

みんなが健やかに暮らせますように(^-^)

 

 

メルマガもどうぞ☆彡

 

https://www.kanpai-kanpai.com/mail_magazine/

松尾公輝

 

TOPへ戻る