文章構成のテクニックを
4つほど、お伝えしますね(^^)
タイトルに引きがあるから、
本文が読まれます。
本文の一行一行は、
次の一行を読んでもらうための
キャッチコピーになっている必要があります。
そして、人間の行動原理は2つしかありません。
ペイン(苦痛)か
ゲイン(快楽)か
そして、「誰に向けて書くか?」です。
まずは以下、
もはや古典的マーケティングメソッドですが、
不変の効果が期待できます。
■ターゲット
■差別化
■特典
■メリット(受講者の変化)
■緊急性
■限定(人数)
■保証(返金)
■権威(えらい人・体験者・他者の評価)
■申込み方法の明示
■価格
日本のダイレクトレスポンスマーケティングの第一人者、
神田昌典さんによると、
「記憶喪失になっても思い出したいマーケティング7つの原則」
は以下です。
1、緊急性
2、限定
3、反応方法の多様化
(ファクス、メール、電話・・等々)
4、直感的な分かりやすさ
5、思い切った保証
6、明確な指示
7、お客様の声
もう少しシンプルにするなら
「PASONAの法則」
というのがあります。
【P:Problem(問題を提起する)】
【A:Agitation(問題を炙り出し、あおりたてる)】
【S:Solution(解決策の提示と証拠)】
【N:Narrow down(限定、緊急、絞込み)】
【A:Action(行動)】
メディカルアロマを提供しているRCBC会員の
順子ちゃんは
「ほにゃららな方に朗報!」
シリーズで告知コピーを展開していて面白いですが、
例えば、
「糞詰まりの貴女に朗報!」
という順子ちゃんのコピーがありました。
「PASONAの法則」で簡単に解説してみましょう。
P:「あなた糞詰まりですよね?」
A:「お肌の吹き出物も大変でしょ?」
S:「整腸にも美肌にも気分にもメディカルアロマという手がありますよ」
N:「残席2名様です」
A:「今すぐ参加ボタンを押してね」
ということです。
簡単でしょ。
沢山のバリエーションが考案できますよね?
最後に、
セミナー告知文で、
僕が意識しているのは以下です。
★なぜ、あなたにオススメするのか?
★なぜ、このセミナーでなければならないのか?
★このセミナーでは、何を学べ、どう実践に活かせるのか?
★受講には条件があります。ご留意ください。
★受講料「なぜこの価格なのか?」を確認してください。
★場所はこちら、お申し込みはこちらです。
特に「受講料」という点では、
●何と比較するか?
●唸るコンセプト!
が重要であるという話をしました。
事例で説明しましょう。
「MBT」という靴があります。
この靴は、
アフリカのマサイ族の歩き方を研究して
開発されたもので、美しい歩行を実現するため、
身体のバランスと筋力を高めてくれます。
お値段は3~5万円もします。
でも、飛ぶように売れています。
靴屋さんのワゴンセールで買えば
1980円で買えそうな靴(失礼)なのに、
高額で売れ続けています。
なぜでしょう?
その理由は次のコンセプトに集約されています。
「MBTは世界最小のフィットネススタジオ」
通常、フィットネススタジオに行けば、
入会金・年会費はもちろん、
施設使用料・マンツーマンレッスン代など、
数十万円の投資が必要になります。
でも、フィットネススタジオと「同じ効果」が、
わずか3万円で手に入るとしたらどうでしょう?
安いですよね。
とってもリーズナブルです☆
MBTは、靴ではなく、
世界最小のフィットネススタジオである。
だから飛ぶように売れます。
自分の商品やサービスを、
同じような効果が期待できる
何か別の「高額なもの」と比較してみませんか?
ちょっと違いますが、
ちなみに僕は、
「キャバクラで3万円払うお金があるなら、
僕の個別コンサルに投資しろ♪」
と言っています(笑)
いずれにしても、文章とは「数稽古」です。
車の運転の仕方について、
微に入り細を穿って書かれた「名著」を100回読んでも、
車を運転できるようにはなりませんよね(^^)?
効果的文章の組み立てを理解しただけでは、
真に効果的文章を書けるようにはなりません。
「畳水練」では、
泳げるようにはならないということです。
「両想いコンセプトビジネス倶楽部」
で実践しませんか(^^)?
みんなが健やかに暮らせますように☆
松尾公輝
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